人のために働く喜び
設計としてのやりがいと挑戦
Takaki Hayashi
設計部
転職をしようと思った理由は何ですか?
当時働いていた別の工務店では、管理職の方が退職してしまったことで、僕が課長代理のような仕事をしていました。
僕より下の若い子ばかりだったので、必然的に僕がやらないといけないような環境だったんです。でも、僕も当時まだ29歳で、管理業務をするよりも、もっと設計としての実務経験を積んだり、知識を身につけたい気持ちのほうが強かったんですよ。
それで環境を変えたいと思うようになりました。30代後半になるまでは、まだまだプレイヤーとして知識を吸収したいなと思い、転職を決意しました。
入社したキッカケを教えてください
社長のビジョンに惹かれたことがキッカケですね。
入社前に社長とお話する機会があったんですが、その時に伺った社長の会社に対するビジョンに共感したというか…
直感的に楽しそうな会社だと感じたんです。
そのとき、既に別の会社に転職することが決まっていたんですが、その会社で自身がどうなりたい等のイメージが湧いてこなかったこともあり、自身の成長につながると感じたのはGハウスのほうでした。色々悩みましたが、最終的には社長のビジョンに惹かれて、Gハウスへの入社を決意しました。
設計職におけるGハウスならではの特徴を3つ教えてください
1つ目は、打ち合わせがやりやすいことだと思います。
設計が打ち合わせを担当するまでに、お客様はSNSやモデルハウス見学説明会などで既にGハウスのファンになって来てくれます。なので、お客様からGハウスへの不信感がほとんどない状態で打ち合わせが始められますね。他社で働いていたときは、お客様は不安や迷いがある状態で、恐る恐る打ち合わせに参加されている印象でした。
他にも、打ち合わせがやりやすいと思う理由があって…
それは性能や施工に自信を持って打ち合わせできることです。構造見学会などで現場へ行くと、Gハウスの現場監督たちが「良い家をつくること」に強いこだわりを持って、細かなところまで配慮している姿を見ることができます。自分の目で実際に見てるからこそ、お客様に自信を持って推せますね。推しまくれます(笑)
2つ目は、部門間の距離が近く、コミュニケーションが取りやすいことです。
前職の会社は、拠点がバラバラで、現場監督が同じ空間にいなかったので、聞きたいことがあると全部電話で聞かないといけなかったんです。そうなると、すぐに連絡がつかなかったり、待ち時間が増えるので、結果的に自分たちの考え方だけで突っ走ってしまう感じになっていました。
今のGハウスは、設計・ICと現場監督がお互いに「もっとこうしたほうが良い」をスグに言い合える環境にあります。だから、連携できていると思います。Gハウスは、これから規模拡大に向けて拠点が増えていくと思いますが、それぞれの拠点に設計とIC、現場監督が配置されると良いと思ってます。
3つ目は、ご契約前の段階で高いレベルのプレゼンができあがるところです。
Gハウスは、プランをつくる期間が他社よりも長く設定されています。なので、営業がお客様の要望を聞いて「ああしたい!こうしたい!」を設計にしっかり主張してくれます。それに対して設計も「だったら、この方が良いと思うよ。」と、営業が伝えてくれるお客様の想いにしっかり応えようとします。
それができるのは、検討する時間に余裕があるからですね。また、GハウスはYouTube等で動線の話も詳しく紹介しているので、お客様から求められる間取りのレベルも高い。
だからこそ、僕ら設計はその期待値に応えるために必死になるんです。
なので、お客様へプレゼンする段階にはレベルの高いものが出来上がってるんですよ。
Gハウスでの仕事のやりがいは何ですか?
それはやっぱり、お客様に喜んでもらうことが大きなやりがいです。
そもそも僕が設計という仕事を選んだのは、「誰かのために仕事したい」という考えからなんです。建築には、ビルなどの大きな建築物から住宅まで幅広くいろんな建築がありますが、なかでも注文住宅はお客様との距離が近いんですよね。すぐ目の前の人に喜んでもらえることって、やっぱり嬉しいんですよ。
具体的なエピソードで言うと…
僕は初回ヒアリング時の最後に「思っていることは何でも遠慮なく、思い残すことがないように言ってくださいね!」と伝えて、できるかできないかは関係なく、一旦要望を全部伺うようにしています。
そうして伺った要望は、数が多かったり、難易度が高かったりすることもありますが、しっかり考えた図面を説明させていただいたときに、「え、すごい!」とか「さすがやな〜!」って言われると、ちょっと照れくさいけど嬉しいんですよね。その一瞬が、僕のやりがいです。
今後、設計部のチームや設計職をどうしていきたいと考えていますか?
マンパワーでする仕事ではなく、チームワークで仕事をしていくことができる環境にしたいです。
今は「この人がいないと回せない!」といった、誰かに頼っている状態です。このまま会社が大きくなるのは、かなりリスクがあることだと思っています。経営の原理原則で、チームワークは単に助け合うことではないということを学んだことが、僕のなかでは結構大きくて…。
手伝いがなくても、各々が独力で業務を行えるような仕組みが必要だと思っています。
会社が大きくなっていく過程なので、棟数もどんどん増えていってますし、業務の効率化は必須です。
なので、僕はまず3D CADソフトを、部署の全員が使いこなせるようになるにはどうすれば良いのかを考えてます。たくさん便利な機能があるのに、使いこなせていないのは勿体ないですからね。
ソフトの会社さんにもご協力いただくことで、もっとGハウス仕様にセットアップができるので、Gハウスの業務で必要なものをカスタムしていってます。従来は図面に書き込まないといけないことをクリック1つで終わるような状態にして、作図に掛かる時間を減らしたい。そのために今、自分自身が色々試して実験中です。
どんな人がGハウスに向いていると思いますか?どんな人に来て欲しいですか?
人のためを考えて仕事ができる人ですね。これは対お客様だけではないです。
注文住宅の仕事って、たくさんの職種が関わっています。営業さんが一生懸命に契約を取ってきてくれるから、僕ら設計の仕事があるし、設計が設計に集中できるのは、ICさんがいてくれるからでもある。
現場にバトンを渡した後は、現場監督がうまく納めてくれるから、大きな問題がない。全部が繋がって、ようやくお客様に喜んでいただけるんですよね。自分の考えだけを突き通そうとする人は、チームの輪を乱してしまう。最終的には、そのことがお客様にも悪い影響を与えてしまうんです。なので、細やかな気遣いができる方に来ていただけたらなと思います。